ポイント編集13 説明書

プラグイン名 ポイント編集13
プラグイン本体:Windows(32bit) point_edit13.dll
プラグイン本体:Windows(64bit) point_edit13_64.dll
プラグイン本体(MacOSX) point_edit13.shdplugin
SDKバージョン 13SDK(463042)
対応Shade Shade 13.2.2以上
バージョン V13.1.0
プラグインタイプ シングルプラグイン、常駐型
公開形態: フリー(無料)
リリース日 2014年3月4日

目次

  1. 概要
  2. インストール
  3. 使用方法
  4. 表示例
  5. 便利な利用法や注意点
  6. 注意事項
  7. ご使用にあたって
  8. 作者情報
  9. 改定履歴

  1. 概要
  2. このプラグインは、 Shade の形状内の個々のポイントの座標値を正確な数値で知りたい、または数値で修正したいときに簡単に使えるウインドウ形式の小物ツールです。
    ポイント編集13 は、 Shade 13.2 以降用のプラグインです。それ以前では動作しません。それ以前の Shade のユーザは、旧版のポイント編集をご利用ください。

  3. インストール
  4. Windows(32bit)の場合は、win32 ディレクトリ内のpoint_edit13.dll を、Windows(64bit) の場合は、x64 ディレクトリ内のpoint_edit13_64.dll を、 MacOSX の場合は、 point_edit13.shdplgin を、
    Windows Vista/7 の場合は、ユーザー>(ログインユーザー名)>マイ ドキュメント>Shade名 >pluings/
    Mac OS X 10.7/10.8 の場合は、ユーザー>(ログインユーザー名)>Shade名>pluings/
    という、ユーザ側のフォルダにコピーしてください。(このフォルダーは、 Shade をインストールした時点で自動で作られます。) Windows の場合この方法でも、32bit、64bit両方のプラグインを同じディレクトリ内に混在可能です。
    尚、どうでもいいことですが、旧ポイント編集と本ポイント編集13を一緒にインストールしいても両方とも独立して使えます。
    Shade を起動して 表示メニューポイント編集のサブメニューが追加されていればインストールは成功です。

  5. 使用方法
  6. 機能設定

    プラグインには、いくつかの使用モードがあります。旧版は、それを更新ボタンで兼用してましたが、今回からは、 Shade 環境設定ダイアログプラグインタブ内で指定するように変更しました。
    ダイアログ例
    上のように、このダイアログポイント編集13の4つのモードを指定できます。
    • テキストボックスを使用する.は、チェックを入れると、位置を表示している数値部分を Shade 編集可能テキストボックスを使用し、チェックを外すと、 Shade の本来の数値ボックスで表示します。(使ってみて自分の好みの方をご利用ください。)
    • 記憶されたポイントをマークする.は、私提供のプラグイン要素マークをインストールしてあった場合、ウインドウ上端の記憶ボタンを押して記憶させたポイントをマークする設定です。実際の動作の詳細は、以下の(5)~(7)の説明を参照してください。
    • 取り消し機能を有効にする.は、チェックを入れると、 Shade 取り消し機能が有効になります。この機能は、今後の Shade のプラグインでの取り消し機能が不安定になったときの為のものです。チェックを外すと内部での取り消し機能のための操作をしなくなります。現時点の Shade13.2 では、問題ありませんので、チェックを入れておく方を薦めます。 Shade のバージョンアップなどでクラッシュが発生するなど不安定になった場合にチェックを外してください。
    • 選択ポイントの変化に追従しない.は、チェックを入れると、ポイントの選択の切り替えに応じて自動でウインドウの内容の更新をしなくなります。通常は、チェックを入れないで問題有りませんが、常時ポイントの状態をチェックしていますので、それなりに負荷が掛かってます。チェックを入れると、この負荷がなくなります。この場合、自分で直接更新ボタンを押して最新状態にして下さい。但し、形状を選択の切り替えた場合は、自動で更新します。

    利用方法

    表示メニューのサブメニューのポイント編集13を選択するとポイント編集ウインドウが開きます。このウインドウにその時点で選択されているポイントの位置情報が表示されます。ウインドウの大きさは選択されている形状によって自動的に変化します。
    このウインドウの右上の×ボタンを押すか表示メニューでポイント編集13サブメニューを再度選択するとウインドウは閉じます。
    ウインドウのタイトル部には現在選択中の形状のタイプ名と、 [] で囲まれた形状名が表示されます。
    このウインドウの左上に適用というボタンが有効(濃い色)なら、ウインドウ内の数値アイテムには数値を、チェックボックスアイテム(link)にはクリックでチェックを切り替えて適用ボタンを押すとその表示されている内容が対象のポイントに設定されます。
    ウインドウの右端の上から2番目のボタンでその座標値のワールドローカルの表示切り替えが行えます。また線形状自由曲面パートの場合は、ウインドウの各行の最後のボタンでハンドルの表示形式をいろいろ切り替えて、編集をし易くすることが出来ます。
    線形状自由曲面パートポリゴン形状の場合は、その時点で選択されている最初のポイントの情報が表示されます。そして、移動のボタンの右に現在のポイント番号が表示されます。
    その他の形状(光源および位置を持つジョイント)では編集モードに関わりなくその形状の基本要素の位置が表示されます。この場合ポイント番号は表示されません。
    表示例1
    表示例1
    上記の例が、自由曲線パートのポイントの表示例です。この例に沿って各ボタンおよびアイテムの説明を以下でします。

    (1)適用ボタン

    ウインドウの最上位の一番左のボタンです。もし、現在選択中のポイントがプラグインで位置変更可能なら、適用ボタンはハイライト表示され有効になります。このボタンを押すとその時点で表示されている値が、現在の表示モードの値と見なされて対象のポイントに適用されます。(つまり、ワールドならシーン内の絶対位置と見なされ、ローカルなら、その形状が属するパートまたはジョイント内での位置です。)

    (2)移動ボタン

    適用ボタンの直ぐ右のボタンです。このボタンを押すと現在選択中のポイントの位置をその時点で表示されている値になるように形状全体を移動させます。もし、その形状がパートならそのパート全体が移動します(このとき、その中の形状の要素のローカル位置は変わらず、パート変換マトリックスが変更されます。)。ある形状と別の形状のそれぞれのポイント位置を合わせるようにくっ付けたい場合などに利用します。

    (3)ポイント番号数値ボックス移動

    移動ボタンの右にある数値ボックスは、以前は単なる表示用でしたが、このボックスが現れていれば、中にある数値を直接編集することが出来ます。もし、別の数値を入れた場合、その数値が選択されている形状で指定可能であれば、そのポイント番号に選択が切り替わります。

    (4)更新ボタン

    ウインドウの最上位の中間位置にあるボタンです。押すと表示内容が最新に更新されます。このプラグインは、選択状態が変わると自動的に表示内容を更新しますが、表示内容を編集してしまったり、読出ボタンを押して記憶データを読み出したり、取り消しの実行後などでは、対象のポイント位置と表示内容が不一致になります。そういう時に本来の値に戻したい場合などでこのボタンを押せば、再度正確な値を再表示します。

    (5)記憶ボタン

    このボタンとその右の読出ボタンは、現在のポイントの記憶と読み出しを行うボタンです。記憶ボタンを押すと、現在のポイントの情報をその時点の記憶バッファに記憶します。記憶バッファはその右のポップアップで表示されている番号で指定します。このボタンを押すと直 ぐ右の読み出しボタンが有効になります。

    (6)読出ボタン

    このボタンは、その右のポップアップで指定された番号のバッファから記憶されたポイント情報数値ボックスに呼び出します。つまり、このボタンが有効になっているということは、その右の数値のところに既に記憶されているということになります。さらに記憶されたポイントをマークする.が、有効な場合、その記憶されたポイント部分が図形ウインドウ上でマークされますので、どこを記憶したのかが容易にわかります。読み出した時点では、現在の選択ポイントへの適用は行いません。呼び出してその値を確認してから適用ボタンまたは移動ボタンを押すことで初めてその値がそのポイントに適用または、形状の移動が行われます。
    記憶したポイントと現在のポイントの形状の種類は同じでなくても構いません。このことで、別の種類の形状のポイント位置同士を合せることが出来ます。現在の形状自由曲面線形状で読み出したポイントが自由曲面線形状の場合は、ハンドルも含めて、アンカーポイントの全てのポイントの値が読み出されます。他の形状の組み合わせの場合は、ポイント位置のみが読み出しの対象のなります。もし、現在のポイントが2点で構成されるジョイントの場合、コントロールキー(MacOSXの場合は、コマンドキー)を押しながらこのボタンを押すと、記憶されているポイントの位置が2番目の位置に読み込まれます。

    (7)記憶バッファポップアップ

    このポップアップで、記憶バッファを指定します。バッファは、10個確保されてます。クリックしてみてください。
    ポップアップ
    1から10までの数値が現れます。ここで、記憶させたいバッファもしくは、読み出したいバッファを選びます。選択した時点で既に記憶されている場合は、そのポイント位置がマークされ、読出ボタンが有効になります。記憶されてない場合は、マークは解除され、読出ボタンは非有効になります。

    (8)「local/World」ボタン

    ウインドウの右の2番めのボタンです。座標値がワールド座標系ローカル座標系の間で切り替わります。ボタンには、現在の座標系がローカルの場合は「local」ワールドの場合は「World」と表示されます。
    ローカル例 ワールド例

    (9)「相対/絶対/I 基/O 基」ボタン

    ウインドウの右の3番目と5番目にあるボタンです。選択したポイントが線形状または自由曲面の場合に現れます。このボタンは、線形状ハンドルの位置の表示モードを指定します。ハンドル及び交差方向ハンドルの両方独立して設定できます。ディフォルトは 相対 で、このボタンを押す毎に下記の順に表示モードが変わります。以下に各モードの説明をします。

    相対:ハンドルの表示をアンカーポイントからの相対値で表示します。このモードの場合、アンカーポイントだけ変更した場合、ハンドルがその差分だけ変化するので相対的関係が保持されるメリットがあります。

    絶対:このモードでは、インハンドル及びアウトハンドルの両ポイントをそのままの位置で表示します。本来最も典型的な表示モードですが、値の設定時では一番要注意なモードです。
    絶対値例
    I 基:このモードは、インハンドル側のハンドルだけベクトルで表示し、アウトハンドルは長さだけの表示になります。このモードは、ハンドルがリンクしていることが暗黙の了解で、一方の長さがどのくらいかということを知りたい場合に使います。また、適用時には、対象のポイントがハンドルリンクしているいないに関わらず、リンクしてしていると見なして適用します。つまり、一方を基準に一方のハンドルを長さだけで指定できるので、一方のハンドルがなくなった場合や、曲がったハンドルをまっすぐに出来ます。
    in_handle 例
    O 基:このモードは、アウトハンドル側だけベクトル表示し、インハンドルの方を長さで表示する以外は、I 基と同じです。
    out_handle 例

    (10)「Link」チェックボックス

    ウインドウの右の4番目と6番目のチェックボックスです。この Linkという名前のチェックボックスは、ハンドルリンクしているかどうかを表示します。この部分が黄色く強調されていれば、このハンドルリンクしています。強調されて無い場合は、たとえまっすぐなように見えてもリンクされてません。 Shade のいくつかのプラグイン(例えば、ラインフィットを使った後、ラインのハンドルリンクが全て解除されてしまうものがあります。それらをここでチェックして更新することでリンク状態に戻せます。

    (11)ポイント位置表示/入力用数値ボックス

    全部で15個の数値ボックスにポイントの位置が表示されます。表示は、Shade の一般的位置表示ー内の位置表示ボックスと同じ仕様です。もし、ポイントの位置がこの表示枠をはみ出ると、######のような表示になります。この場合は、座標の単位をcm→m→km と切り替えてください。   

  7. 表示例
  8. 以下に 各形状毎の表示例を示します。

    自由曲面例 自由曲面の場合

    選択ポイント無し自由曲面例 アンカーポイントが非選択の場合

    円の例 円形状の場合

    球の例 球形状の場合

    光源の例 光源の場合

    ボールジョイント例 均等拡大縮小ジョイント例ボール/均等拡大縮小ジョイントの場合

    2点型ジョイント例 回転/拡大縮小/移動ジョイントの場合

    ボーンジョイント例 ボーンジョイントの場合(中心点のみの表示です。)

    パート例 パート(もし、そのパートの中に選択されているポイントがあればそれを表示します。)の場合

    カメラ例 カメラジョイントの場合

    非表示例 マスターサーフェス、光源ジョイント等の場合

  9. 便利な利用法や注意点
  10. 注意事項
  11. 御使用にあたって
  12. 作者情報
  13. 改版履歴
  14. 2015/3/4 V13.1.0
    • 自動追従のオンオフ切り替え指定を付加した。
    • 形状の削除や追加の処理が実行される取り消し再実行を行った場合、クラッシュする不具合を修正した。
    • ポリゴンの頂点の選択更新処理及び、更新処理に不完全なところがあったのを修正した。
    2014/8/14 V13.0.4
    • 線形状のハンドルリンクの設定不良のバグを修正した。
    • テキスト編集モードの場合、数値によって編集出来ない場合があるので、サイズを大きくした。
    • 表示対象がポリゴンの頂点の場合、複数選択されていても、最後に選択された頂点の内容を表示する様仕様を変更した。
    2012/2/22 V13.0.3
    • 前回の修正で、ポイントの適用移動でクラッシュする不具合を作り込んでいたのを修正した。
    • 記憶形状のマーク処理に不具合があり、クラッシュする場合があるのを修正した。
    2012/2/7 V13.0.2
    • ジョイントを動かしたとき、単位を変更したときの挙動が、おかしかったのを修正した。
    • SDK を正式版の SDK13 に変更し、再リリースした。
    • 配布名変更。プラグインマネージャでのプラグイン名が、ちゃんと表示されるように補正。
    2012/12/7 V13.0.0
    • SDK SDK13 に変え、 Shad13 ボーンジョイント対応した。
    • 内部に選択されたポイントがあるとき単純パートを選択していてもそのポイントを編集可能にした。
    • 取り消し機能を Shade13 に対して正しく動作するように再設計した。
    2011/6/4 V10.0.2
    • Shade12 バグに対して編集可能数値ボックス機能がクラッシュしたことに対して、各リビジョン対応化した。
    • 以前から内包していた、ポリゴン形状等の取り消し不正の修正。
    2010/2/4 V10.0.0
    • 開発SDKを10に変更。
    • MacOSX版にも編集可能数値ボックス機能を実現。
    • Windowsの64bit版を追加。
    2008/6/22 V9.0.6
    • 自由曲面を内包するボールジョイントの位置が不正だったのを修正。
    2008/6/22 V9.0.5 マイクロバージョンの更新を忘れました。;;;
    • Mac OSX用を追加。
    • カメラジョイント検出アルゴリズムミス修正。
    2007/11/17  V9.0.5
    • 形状の要素ポイント選択切り替えだけで、画面更新する処理を削除。
    2007/4/10  V9.0.4
    • 線形状の記憶で異常になる不具合を修正。
    2007/4/8  V9.0.3
    • 形状の貼り付けで異常になる不具合を修正。
    2007/4/7  V9.0.2
    • 取り消し動作の修正版。
    2007/4/3  V9.0.1
    • 適用、移動での Shade の異常終了対策として、取り消しの非有効化機能の付加(暫定対応)
    2007/3/26  V9.0.0(Shade 9のみへの対応)
    • SDKを9に変更
    • Shade9で正しく動作するように各部修正
    • 記憶をポップアップ型に変更して、さらに要素マークと連携するようにした。
    • ボールジョイントの位置編集をプラグインで新規に提供された正規の方法に修正。
    • パートの選択の場合ポイント表示をしないように再修正。
    2006/2/26  V2.3.0(Shade 7のみの対応)
    • 適用の取り消し(アンドウ)をより完全にした。
    • 移動機能を追加した。
    • ポリゴン形状の頂点、自由曲面/線形状のアンカーポイントの表示/編集を Shade の編集モードに関わらないようにした。
    • パートの選択でもその中に上記の形状があった場合にはその位置を表示するようにした。
    • 上記の形状で選択点がない場合、ポイント番号を空白から un sel という表示にした。
    • カメラの視点と注視点を表示/編集できるようにした。
    • 光源の位置の表示/編集を出来るようにした。
    • 設計を STLベース,プラグインの主要部分を実行する汎用クラス化する形式に変更し全てを再コーディングした。
    2005/10/20  V2.2.0(Shade 7のみの対応)
    • 適用の取り消し(アンドウ)を可能にした。
    • 数値入力編集時に一時的に自動更新を行わないようにして、適用を安定化した。
    2005/8/14  V2.1.0(Shade 7のみの対応)
    • 常にV1.0.1 の同期更新状態とした。
    • その時点で選択されている形状のポイント情報の一時記憶と読み出し機能を追加した。
    • ウインドウデザインをコンパクト化した。
    • ボールジョイント以外のジョイントの位置の編集を可能にした。
    2004/11/9 V1.0.1
    • リンク形状を選択した時に予期せぬエラーとなることを修正
    2004/11/3  V1.0(初版)リリース