曲線縫い付け 説明書

  1. 概要
  2. 曲線縫い付け は、アンカーポイントの数の異なる線形状同士を滑らかに貼り付けることで、二枚の自由曲面を繋ぎ目なく貼り合わせる為のスクリプトです。今更ということもありましたが、私提供の shade_math.py の一利用例として公開します。
    このスクリプトの特徴は、対象の線形状の互いの方向やハンドル方向を考慮して合わせ込みますので、どんな線形状同士も貼り合わせることが出来る点です。方法は、二つのアンカーポイント間の曲線部に、任意の数のアンカーポイントで作られた曲線を合わせ込むことで実現します。
    ソースをご覧になれば判るようにこの程度のスクリプトでも shade_math.py が無いと作るのはちょっと大変だと判るでしょう。
    ただ、現状では、お互いが同じ、変換マトリックスである必要があります。面同士を貼り合わせる以上そうであるべきととの思想でそうしてますが、ユーザの方は意図しないうちに結構自由曲面パートを動かしまわっている場合が多いので、うまく張り付かない場合は、変換マトリックスのクリアを行ってください。

  3. インストール
  4. スクリプトは、三つのスクリプトで構成されてます。それらは、曲面縫い付けディレクトリに保管してますのでディレクトリごと Shade scripts ディレクトリにコピーしてください。それで、 Shade スクリプトメニューの中に曲面縫い付けメニュー見つかり、その中に、記憶.py曲面縫い付け.py確認.pyが見つかれれば使えます。
    また、必ず私提供の shade_math.py 事前にインストールして置くことが必要です。
    スクリプト名及びディレクトリ名は、好みの名前に変更しても問題ありません。

  5. 使い方
  6. まず、貼り付け元の方の曲線部記憶します。方法は、編集モードでその曲線部の最初のアンカーポイントを選択して、 Shade スクリプトメニュー記憶をクリックしてください。これで、そのアンカーポイントと、次のアンカーポイントまでの曲線部が記憶されます(前とか後とかの確認が面倒なら、初めと終わりの2個のアンカーポイントを選択して記憶しても受け付けます。)。閉じた曲線の場合、最後のアンカーポイントを選択した場合、最後のアンカーポイントから最初のアンカーポイントまでの曲線部を指定したとみなします。
    次に、その曲線部に貼り付けたい方の線形状の曲線部を構成する全てのアンカーポイントを選択します(こちらの方は、始点と終点を含む全てのアンカーポイントを選択してください。理由は、閉じた線形状の場合、どちら側の曲線部かの判断をさせるためです。)。その状態で、スクリプトメニュー縫い付けをクリックしてください。選択関係に問題なければ、すぐに曲面同士が貼り付きます。
    スクリプトメニュー確認は、その時点記憶されている情報をメッセージウインドウに表示するだけのスクリプトです。

  7. 実行例
  8. ここでは、以下のような3枚の自由曲面で、奥の面に手前の2つの面を貼り付けあう例題を示します。

    奥の面の手前左のアンカーポイントを選択して記憶させます。

    手前左側の面のアンカーポイントを選択します。

    スクリプトメニューから曲線縫い付けを実行します。

    奥の面に左の面がくっ付きました。
    次に奥の面の真ん中のアンカーポイントを選択して記憶させます。

    手前右側の面のアンカーポイントを選択します。

    スクリプトメニューから曲線縫い付けを実行します。

    奥の面に右の面がくっ付きました。
    次に手前左の面の内側のアンカーポイントを選択して記憶させます。

    手前左側の面の内側のアンカーポイントを選択します。

    スクリプトメニューから曲線縫い付けを実行します。

    手前の左右の面がくっ付きました。
    同様な方法で残りの部分もくっ付けます。

    これで、三つの曲面が繋ぎ合わされました。

  9. 注意点