スキン装着 ver.1.0.1

Masa: http://masatoshisoh.sitemix.jp/ 2017/03/27

「スキン装着」は、スキン設定済みの元形状を覆うような形状に対して、元形状のスキンを移し取ります。
要は、スキンを掛け終わった、人体モデルに自作で服を作った後、自動で服にスキンを掛けるためのものです。
ブレンドスキン、クラシックスキン両方に対応してますが、今後はブレンドスキンを使うことを薦めます。

インストール方法


注:Shade 13の場合は、「プラグイン」メニューの中に「スキン装着」が見つかります。

動作環境

使用方法

起動

プラグインを起動する前に、まず、元形状を記憶します。(これは、省略できます。)
次に、ターゲット形状を選択します複数形状を選択しても構いません。そして、メニューのツール->プラグイン->スキン装着 で、プラグインを起動します。すると以下のようなダイアログが現れます。
左が予め元形状を記憶させた場合で、右は記憶させてない場合です。

記憶してない場合は、元形状を候補リストの中から選びます。記憶していても、ポップアップで別の形状を元形状に切り替えることも出来ます。
もし、選択範囲が不正だった場合、以下のようなメッセージが現れますので、選択し直してください。

各チェックの意味

スキン装着には、以下の4個チェック項目があります。殆どは、プラグインのディフォルトで構いませんが、必要に応じて設定してください。
  • スキン追加型
    このチェックは、クラシックスキンターゲット形状に既にスキンが掛かっている場合だけに意味があります
    そのときにこれをチェックすると既存のスキンをクリアせずにスキンを追加します。ブレンドスキンの場合は、意味を持ちません。

  • 位置保持
    この設定は、スキン設定前と設定後で形状が変形しない為の安全策です。クラシックスキンでジョイントと形状の変換マトリックスが異なる場合や、ブレンドスキンでもジョイントを動かした状態でスキンを掛ける場合に利用します。

  • ペース形状の選択頂点のみ対象とする
    この設定は、マニアックな設定で、編集モードで利用します。これをチェックすると、元形状の内、選択されてない頂点をスキン計算から外します。
    よっぽど使い込んでないと、利用価値はないと思います。後で述べる選択頂点のみスキン装着で役に立つチェックです。

  • 対称面上ポイントは、元形状の対称面上ポイントに制限する
    このチェックは、元形状ターゲット形状の形が、左右対称的な場合に意味があります。その時は、チェックを入れておく方が良いでしょう。
    これを入れておくと、X座標値が0の頂点のスキンが、左右対称になります。(但し、お互いが本当に中心値に置かれている場合でないと意味がありません。

新規スキン装着

一番上のポップアップメニューでスキン装着を選んで、OKボタンを押すとターゲット形状の全頂点に対して、元形状に掛けられているスキンのバインド情報から計算したスキンバインド値が設定されます。大きな形状同士の場合、多少の時間は掛かりますが、終了すると、メッセージウインドウにEnd jobと出力されます。

3.4.選択頂点のみスキン装着


Shade を編集モードにして、ターゲット形状の頂点を選択して一番上のポップアップメニューでスキン装着を実行すると、選択されている頂点のみにスキンを掛けます。それ以外の頂点のスキンは変化しません。これは、一度全体にスキンを掛けた後、一部の頂点のスキンを微調整するような場合に利用します。

実行例

以下のような形状を参考にスキン装着を使ってみます。実は、この元形状は、この格好でジョイントで変形しています。

下の様にbodyには、スキンが掛かっています。one_pieceにはスキンが掛かってません。

bodyのポーズを元に戻して、one_pieceを選択してスキン装着を起動します。
ジョイントが動いているので、位置保持をチェックします。

OKボタンを押して、メッセージウインドウにEnd jobがあらわれました。

下の様に、one_pieceにスキンが張られます。残念ながらスカートの中心部は調整の必要がありそうです。右は、ジョイントを全てリセットしたところです。

ライセンス